南蛮焼 知念窯 一宮侑 盒蓋の器展
南蛮焼 知念窯 一宮侑 盒蓋の器展
2013年 4月20日(土)〜 4月28日(日)
会期中は定休日なし
作家在日 20、21、22、23、27、28
時間13:00〜18:00 頃まで
一宮侑陶歴
1936年 東京に生まれる。
1966年 テラコッタ焼成のため益子入り
1970年 東京都久留米市 築窯
1971年 南蛮焼研究のため沖縄へ
同年 鹿児島県屋久島 築窯
1973年 鹿児島県口永良部築窯
1975年 沖縄県沖縄市知花築窯
1980年 沖縄県沖縄市登川築窯
1997年 沖縄県知念村 築窯
1980年以降、全国各地で、沖縄南蛮焼作陶展を開催
主な掲載誌
京都書院発行 陶Vol.42 ( 一宮 侑 )
NHK出版 茶陶 歴史と現代作家101人
沖縄南蛮焼
南蛮焼は、もともと琉球以南の素陶器、
一種の焼き締め陶です。
日本へは南洋の島々経由で渡来したものです。
沖縄の土は珊瑚の死殻が隆起して、
珊瑚石灰岩となり長い年月を経て
風化して出来た土です。
沖縄の北と南では土質が異なり
北は酸性の赤い土、
南はアルカリ性のネズミ色の土で
焼き上がりも違ってきます。
長い時間をかけて炎をあてて焼き上げないと
ねっとりとした土味と窯変が出ません。
ただ焼き締めるだけの素朴な焼きものならではの
造形も土味とともに感じていただけたら幸甚です。
一宮侑
関連記事